求究道(ぐきゅうどう)のプロ野球講義

プロ野球について,私が聴いて,観て,感じて,発見したことを基に,新たな考えを発信していきます。 皆さんの新たな発見につながることを祈ります。 「求めるものを究める道」がペンネームです。 よろしくお願い致します。

阪神

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2024年シーズンの展望 阪神タイガース後編

今回も,各チームにおける2024年シーズンの展望を書きます。

今回は,阪神タイガースの後編です。

なお,前編は以下のリンクをクリックしてご覧ください。

それでは,最後までよろしくお願い致します。


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 まずは昨季の投手成績をご覧ください。ta

 昨季は防御率リーグトップを維持し,「投手で勝つ」という体制で優勝・日本一になったのです。全体的に優秀な成績であるため,ホンマに隙が無いという感じなのです。これを今季も維持できるでしょうか?
 先発については,昨季MVPになった村上,移籍して2桁勝利を挙げた大竹がどこまでできるか不透明です。長年実績を積んだわけではないので,過度に計算すると勝ち方の計画も狂うと思います。伊藤将司も昨季初めて規定投球回に達しただけに,少しでも不調が続いたりするとどうなるか分かりません。
 そうした選手が崩れた時に救うべきなのは,やはり西勇輝と青柳です。昨季はこうした若い選手が奮闘した一方で,中堅に入ってきた2人は不本意な成績でした。昨季の悔しさをバネに「負けてたまるか」と奮起しなければ,もう復活はないと言っていいです。最低でも規定投球回は達成してほしいところです。
 他は才木もいることから,基本的にはこの6人で行くと思います。それ以外の選手は,こうした選手に勝つ必要があるのです。村上などが今季分からないだけに,入る余地が全くない訳ではありません。それでも中堅選手が争いに入れないとなれば,篩にかけられると思います。その危機感を活かして,さらに先発投手を充実できないかと思うのです。
 リリーフ投手は,まずクローザーは岩崎なのかゲラなのか,そこからですね。それを踏まえて,7,8回をどのように攻略するのかとなります。昨季のようなスクランブル登板で行くのか,「JFK」のように1イニング1人ずつ攻略していくのか?全てはその構想をどうするか次第ですね。
 昨季リリーフで台頭してきた桐敷,段々リリーフで板についてきた岩貞,復活をかける湯浅。「JFK」のように固められる可能性は昨季よりあるかと思います。岡田があくまでもこだわるのであれば,誰に託せるのかもう決めているのかもしれません。
 スクランブルで行くのなら,どのタイミングで出るのかあらかじめ傾向などを決めておくべきです。昨季の起用法で,石井,島本などの疲労が今季に残っている可能性もあります。昨季より入念に選手のケアをしないと,その疲労が一気に出て勝てなくなるかもしれないのです。そのあたりを,投手コーチと共にどのように決めているのでしょうか?
 以上を踏まえますと,先発で不確かなところがそれなりに目立ちます。それを中堅選手でカバーできれば,年間通して戦えるだけの陣容になると思います。あとはリリーフ陣の戦い方がどのようになるのか?少なくとも,今季も「投手で勝つ」陣容になる可能性は十分にあると思うのです。


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 まず残留組として,投手でビーズリー,野手でノイジーとミエセスがいます。ただ,この中で主力と言えるのはノイジーだけで,そのノイジーも突き抜けた数字を残していません。このメンバーだけでは,「外国人選手は必要ないのでは」と思われても仕方ありません。3人とも2年目で躍進を見せられるでしょうか?
 新たに獲得したのは,投手のゲラだけです。リリーフ起用で行くようで,クローザーを託される話もあります。かつての「JFK」のジェフ・ウィリアムスのように,リリーフの柱を今度こそ確保したいところです。
 今回は投手と野手2人ずつのスタートなので,誰かを外す必要はないということになります。3人が残留したのは,今季飛躍する可能性を球団が感じたからだと思います。そのこともあり,今回は過剰に外国人選手を確保しないと決めたのでしょうか?
 もう一度言いますと,昨季の外国人選手の成績では「必要ないのでは」と思われて仕方ないです。ノイジーが昨季規定打席に達したものの,打撃で突き抜けた成績を残しているわけではありません。ミエセスもムードメーカーとは聞きますけど,代打の切り札にもなってないのです。ビーズリーにしても,登板数がそこまで多いわけでもないのです。
 せめてどこかで主力,突き抜けた成績を残さないと,日本人選手が悉く故障した時などに穴埋めできなくなります。昨季は優勝・日本一になったから,外国人選手の成績にもそれほど目がいかなかったと思うのです。果たして,今季は昨季以上の存在感を見せられるのでしょうか?


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 今季に向けて大きな補強はありません。現役ドラフトで漆原を獲得し,第二の大竹を生み出したいところです。新外国人でゲラを獲得し,さらなる投手強化を狙いました。「現メンバーでも連覇を狙える」と思ったので,この編成になったと思うのです。
 ドラフトでは大学右腕の下村の一本釣りに成功しました。将来のエースとして,期待はかなり高いと思います。2位以降でも即戦力になりそうな投手を多く獲得し,投手強化に力を入れた指名になったのです。投手王国建設を狙う方針なのかもしれません。
阪神結果

 今季のテーマを私なりに考えてみますと,「『優勝して2年目』と,どのように戦うのか」ですね。今季はチーム全体で,この「魔物」と戦わなければならないと思うのです。
 昨季は優勝・日本一と,完全に頂点に立つことができました。この上は基本的になく,最高でもセ・リーグ連覇と日本一で「維持」を目指していきます。これは頂点に立った者やチームの宿命ですね。
 チームを見てみますと,連覇を経験した選手がほとんどいません。強いて挙げれば,ホークス時代に経験した大竹くらいでしょうか?首脳陣でも第1次岡田政権で優勝を経験した野球人はいても,連覇の経験は誰もいないのです。すなわち,チーム全体で「連覇すること」を知らないのです。
 連覇を狙うにあたって,いろいろなものと戦わないといけないかと思います。己に生じる慢心,「今度こそ阪神を倒す」と意気込む相手チーム,「勝たなければ」とより思う気持ち…こうしたものと戦った経験が,今の阪神に全くと言っていいくらいないのです。阪神自体が2リーグ時代で連覇が一度もないだけに,OBも連覇について語れないと思うのです。
 このような敵と戦って勝つことで,選手は連覇を味わうことができるのです。それが経験になり,次も勝ち続けることに活かされると思うのです。「勝つことよりも,勝ち続けることの方がはるかに困難」というのは,こうした戦いに勝たなければならないからではないでしょうか?
 その「勝つことよりもはるかに困難」というものに,今季挑むことになるのです。これからシーズンを戦いながら,昨季とは違う困難を感じるのかもしれません。チーム全体で未知の領域と戦い,勝って連覇をつかむことができるのでしょうか?


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 今季のスローガンは,「A.R.E GOES ON」です。岡田の口癖で,昨季の流行語大賞にもなった「A.R.E(アレ)」。そこから挑み続けるという意味を込めて,「GOES ON」を加えたのです。「A」は目標の「Aim」,「R」は敬いの「Respect」,「E」は個々のパワーアップの「Empower」の頭文字でもあります。
 阪神が連覇したことあるのは,1リーグ時代の1937年秋季と38年春季の1回のみです。年間通しての連覇,2リーグ制になってからの連覇は一度もありません。日本一は昨季で2回目なので,日本一連覇も経験ありません。すなわち,阪神には黄金時代がないのです。
 ならば,昭和でも平成でも達成できなかったところへ,令和でたどり着くだけです。そして,黄金時代の入り口を作りたいところです。再び「アレ」を手に入れて,阪神の新時代を作り上げることができるのでしょうか?輝く我が名,無敵の我等,輝く我等にたどり着くのだ!


以上,各チームにおける2024年シーズンの展望でした。

1日1つずつ出して,開幕に間に合いました。

それではまた,次のネタでもよろしくお願い致します。



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2024年シーズンの展望 阪神タイガース前編

今回も,各チームにおける2024年シーズンの展望を書きます。

今回は,阪神タイガースの前編です。

残すも1チームのみとなりました。

それでは,最後までよろしくお願い致します。


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 昨季は岡田彰布が監督として復帰し,1年目で優勝・日本一を成し遂げた阪神。18年ぶりの優勝,38年ぶりの日本一に関西が湧きました。特に日本一は平成で達成できなかっただけに,涙したファンも多くいたと思います。今季は2年連続の「アレ」を目指します。
 岡田は第1次政権時と同様,一度決めたメンバーや起用法と基本的に固定していました。打順とポジションが決まり,自分の役割が明確になり,自分の仕事に徹することができるようになりました。こうしてどっしり構えて戦い続けたことで,成績が向上した選手が多く出て勝利につながったと思うのです。
 これも前政権までに育成が進み,選手が集まってきたからでもあります。前の前である金本知憲監督が若い選手を積極的に起用し,前の矢野燿大監督が主力選手を揃えてきたのです。こうした土台ができて,岡田が最もいい形で選手を起用したのです。こうしてうまくつなげたことで,勝つチームになったと言えるのです。
 今季に向けて,一軍の首脳陣に変化はありません。岡田はここも変えないことを決めたのです。あとは頂点まで勝ったことで慢心を生まないかどうかですね。
 ファームでは新たに投手コーチとして渡辺,野手コーチとして上本が復帰しました。渡辺はスカウト,上本はアカデミーで指導してきました。それぞれの経験を活かして,次なる若い選手の育成を進めてきたいところです。
 今季については,恐らく岡田は采配を変えることはないと思います。打順やポジションを決めたら基本的に固定して,投手起用も一度決めたら頑固なくらい変えることはありません。選手も自分の役割を分かってきて,今季も同じ方針で起用されると知れば,自分の仕事に徹することができるかと思うのです。第1次政権と同じような采配なだけに,首脳陣も混乱することはないかと思います。
 第1次政権と違う点を1つ挙げるとすれば,JFK」のように7回からのリリーフ起用を固定しなかったことです。クローザー岩崎こそ固定したものの,7,8回の中継ぎは1人ずつに託さなかったのです。オリックス監督時代もリレー固定にこだわっていただけに,これまでの違いを感じたのです。
 昨季のメンバーによるのか,これまでの岡田自身の経験からの変更なのか…そこは分かりませんけど,今季は同じように起用するのか固定にこだわるのか…湯浅の復活や桐敷の台頭などがあるだけに,そこにまず注目してもいいと思うのです。
 あとは岡田の年齢が今年で67歳なので,ぼちぼち後継者をどうするかにも注目です。岡田は星野仙一監督の下でコーチを務め,星野は「俺の次は岡田だ」と決めていたとのことです。その通り,星野の後を継いで岡田が監督になったのです。
 それを踏まえて,今度は岡田が後継者を見つけるのかもしれません。現在の首脳陣には,第1次政権時に選手だった安藤,久保田,今岡,藤本などがいます。一軍コーチの中から選ぶとすれば,この中からなのかもしれません。岡田が後継者に無関心の可能性もありますけど,少なくともフロントは考えておくべきかと思うのです。
 年齢的に今後厳しいと判断すれば,どのような成績でも岡田は今季限りになるのかもしれません。そこを考えすぎても毒だと思いますけど,ファンは心のどこかで気に留めておいた方がいいのかもしれないと思うのです。
 なお,岡田について詳しくは以下のリンクをクリックしてご覧ください。


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 まずは昨季の打撃成績をご覧ください。td

 昨季四球が大きく増えて,出塁率が最下位から一気にトップになりました。このようにつなぐ打線ができたことで,セ・リーグトップの打点を叩き出せたのです。岡田の意識改革が功を奏したのだと思います。
 そして岡田は打順をこれだと決めると,その後は基本的に変えませんでした。1番近本,2番中野,4番大山,5番佐藤輝,6番ノイジー,7番梅野or坂本,8番木浪をほとんど変えてないのです。やがて3番に森下が定着すると,がっちり固まったメンバーで戦うようになったのです。これによって選手は自分の役割に徹することができ,成績を向上することができたのです。
 今季はと言いますと,このメンバー以外に誰を起用すればいいのか分かりません。勝利に徹するのであれば,故障でも出ない限りこのメンバーでいいと思います。強いて挙げれば,木浪と森下が不確かなところが多く,ノイジーが突き抜けた打撃成績ではないということですね。このあたりでメンバー交代があるかもしれません。
 裏を返せば,他の選手との差が明確になったことを示しています。岡田は他の選手に,「これらを抜かんと,スタメンに名前書けへんよ」と言っているように見えます。他の選手にとっては,自分が生き残るのに必要な指標を示されているのではないでしょうか?それで奮起するかどうかで,篩にかけられると思うのです。
 あとは,レギュラー選手の成績がそれぞれ伸びるかですね。近本は40盗塁,大山と佐藤輝は100打点というように,球界で突き抜けた数字になれるのか?自分の役割に徹することができる分,どこの成績を伸ばせばいいのかも明確だと思います。個人のレベルアップを集結させれば,得点力がさらに上がるのではないでしょうか?


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 まずは昨季の守備成績をご覧ください。ce6

 昨季は守りで勝ったのですけど,実は守備率はセ・リーグ最下位のままなのです。一方で併殺は大きく増えて,内野連携が強化されたことを示しています。昨季のコンバートで失策が増えたのかもしれません。今季は慣れてきた分,確実性を大きくしたいところです。
 ポジション別で言いますと,梅野が出遅れそうなのでキャッチャーは坂本。ファースト大山,セカンド中野,サード佐藤輝,ショート木浪,外野はノイジーと近本と森下。もうこれで決定でいいと思うくらいです。
 これらの選手が故障しない限り,他の選手は入る余地がないと思います。だからといって,どこかを無理にいじってでも変える必要性もないです。メンバーが固まっている以上は,このメンバーの守備力が向上するかということになります。
 それ以外に何か言えるかと聞かれるとないのです。岡田が断固としてメンバーを変えないとなれば,このメンツで戦うしかないとしか言いようがないです。故障が出た時に,それぞれのポジションで誰を用意するかは必要ですけどね。


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 昨季はレギュラーメンバーと,それ以外の選手で明確に差が出ました。それ以外の選手の中でも,誰がベンチに定着できるのかも分かれたと思うのです。
 代打は糸原,原口は有力で,あとは渡邉,ミエセス,小野寺あたりでしょうか?代走は植田と熊谷と島田が盤石ですね。守備固めは内野で糸原と熊谷と植田,外野で島田がいます。これで十分に戦えるようにも見えるのです。
 ここにも挙がらない選手は,余程伸びてこない限り一軍入りは無理と言っていいです。故障者が出た時に起用される可能性もありますけど,まず実力の差を痛感すべきです。中堅以上の選手の場合,「今季限りで…」と危機感を持つべきです。実際,昨季は多くの中堅選手が戦力外になりましたからね。
 ベンチでもある程度メンバーが固まっている以上,ここでもレギュラーでない選手は相当這い上がらないといけません。それが出てきて,ようやくレギュラー陣に何か波乱が起こるのではないでしょうか?


次回は,阪神タイガースの後編です。

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2024年度のスローガン集合! セ・リーグ編

いよいよ明日から春季キャンプが始まります。

ということで,2024年度の各チームのスローガンを見てみます。


阪神タイガース

『A.R.E GOES ON』

昨季は岡田が監督に復帰し,よく口にする「アレ」にちなんで『A.R.E』をスローガンにしました。

今季もそれを残しつつ,新たに『GOES ON』を加えたのです。

歩みを止めてはならない,挑み続けなければならない。

優勝・日本一連覇を狙うには,その姿勢が必要なのです。

2年連続の「アレ」を目指すために進み続ける,そのような意味を込めたものになったのです。


広島東洋カープ

『しゃ!』

「勝者になる」という意志と,「がむしゃら」に戦うというフレーズになりました。

「勝しゃ」になって「よっしゃ」と叫ぶ。

「がむしゃら」に戦い,「しゃにむに」勝っていく。

そういう姿勢に共通したフレーズとして,「しゃ」を選んだのです。

いろいろなものを凝縮された形になりましたね。


横浜DeNAベイスターズ

『横浜進化』

三浦が監督になってから,『横浜○○』という形が続いています。

『横浜一心』,『横浜反撃』,『横浜頂戦』と続き,今回もこのような形になったのです。

昨季は交流戦という「頂」を達成できたものの,ペナントレースは3位に終わりました。

さらに進化しないと,頂点にはたどり着けないと三浦は感じたと思います。

横浜に対する思いはそのままに,「横浜全体で戦っていくぞ」にブレはないということです。


読売ジャイアンツ

『新風 ~GIANTS CHALLENGE~』

1934年に大日本東京野球倶楽部が創設され,今季で巨人は創設90周年を迎えます。

今季から阿部慎之助が監督に就任し,新たな気持ちで挑むことになります。

優勝・日本一になるためには,球団全体で変わる必要があります。

すなわち,新たな風が必要になるのです。

球団全体で挑むことで,初めて球団全体が変わることができます。

慎之助は「オープン・マインド」の姿勢で,日々成長し,風通しのいい組織にしたいと表明しています。

89年培われた歴史や伝統の思いを感じつつ,新たな風を通して挑むというシーズンになりますね。


東京ヤクルトスワローズ

『ヤり返せ! TEAM SWALLOWS 2024』

昨季はセ・リーグ3連覇と日本一奪還を目指したものの,5位に終わりました。

非常に悔しい思いし,今季はもう優勝・日本一奪還を目指すしかないです。

その思いをシンプルに表現したものになりました。

ヤクルトなので「や」をカタカナにし,「TEAM SWALLOWS」を崩しません。

選手個人としてもチーム全体としても,もう「やり返す」しかないのです。


中日ドラゴンズ

『勇龍突進 Always be a challenger!』

勇敢に突き進み,常に挑戦者という意味を込めたフレーズになりました。

立浪が監督になり,2年連続で同じフレーズで戦いました。

しかし2年連続最下位になったことで,気持ちを新たにフレーズを変えたのです。

これを実現するには,恐れない,ひるまない,とらわれない姿勢が必要になります。

球団全体でその姿勢を持つことができるのでしょうか?

今季はさすがに,立浪にとって進退をかけるシーズンとなりますね。


以上,セ・リーグ各チームの2024年度のスローガンでした。


執筆段階で,ロッテのみが今季のスローガンを出していません。

なのでパ・リーグ編は,ロッテが出してから投稿することにします。



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2024年シーズンの注目選手 阪神タイガース

今回も,2024年シーズンの注目選手を挙げてみます。

今回は,阪神タイガース編です。

それでは,最後までよろしくお願い致します。


今季の阪神の注目選手は…

大山悠輔

昨季,4番に定着した大山に注目してもいいと思います。


昨季は全試合4番を打ち,最高出塁率と初めて打撃タイトルを獲得しました。

優勝・日本一にも輝き,本人も非常に充実したシーズンではないかと思います。


今季は連覇を目指していくと思いますけど,個人的にもレベルアップしてほしいところです。

今季に向けて,どの数字に一番こだわるのかと思うのです。

打率3割まで上げるのか,本塁打30本超え,打点100超え。

どの領域の数字に一番こだわるかによって,この先の生き方も変わるのかもしれません。


チームに一番貢献できるといいますと,強いて挙げるなら打点だと思います。

そのためには,近本,中野,森下といった大山の前を打つ選手のレベルアップも欠かせません。

近本の盗塁数など,特長的なところをより伸ばすことができるのか?

チーム全体でそれができるのか,その指標という意味でも大山を挙げてみたのです。


今のままだと,若干中途半端に終わる可能性もあるかと思います。

今年で30歳になりますけど,ここから大山が何を求めていくのか?

それが連覇の鍵になるのかもしれないのです。


以上,今季における各チームの注目選手を挙げてみました。

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2023年を振り返って 阪神タイガース後編

今回も,各チームの2023年シーズンを振り返ってみます。

今回は,阪神タイガースの後編です。

このシリーズの最終回です。

それでは,最後までよろしくお願い致します。


なお,前編と中編は以下のリンクをクリックしてご覧ください。




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 今季はK.ケラーのみが残留し,他は新外国人を連れてきました。投手でビーズリー,B.ケラー,野手でノイジーとミエセスを獲得しました。
 これまでと明らかに違うのは,野手は外野手とあらかじめターゲットを絞ったことです。岡田の構想で選手とポジションをあらかじめ固めて,その上で足りないところに絞って外国人を獲得したのです。それによって,選手の無駄が発生しなくなったと思うのです。
 シーズン途中でB.ケラーが退団し,代わってブルワーがシーズン途中で加入したのです。結局B.ケラーは一度も登板しないまま終わったのです。Wケラーでどこまで活躍できるか期待していただけに,ちょっと残念に思うのです。
 投手ではケラーが27試合登板して8ホールド,防御率1.71でした。好成績だったものの,シーズン途中で「家庭の事情」で帰国したのです。そのまま帰国しないままシーズンを終えてしまうことになったのです。
 ビーズリーは当初リリーフで起用されていたものの,途中で先発に転向となったのです。日本Sではリリーフ起用されて,最終的には18試合で1勝,防御率2.20でした。ブルワーは13試合で1ホールド,防御率2.38でした。多少のリリーフの穴埋めはできたというくらいだと思います。
 野手ではノイジーが133試合出場し,打率.240,9本塁打,56打点という成績でした。主砲としては物足りなさはあるものの,勝負強い打撃と強肩を活かした好守で優勝・日本一に貢献しました。ミエセスは60試合で5本塁打という成績でした。来日1年目とは思えないムードメーカーで,チームを盛り上げることに貢献したと思います。
 以上を踏まえますと,今季の外国人は成績自体では貢献度はそこまで大きくないように見えます。ただ,ノイジーの好守やミエセスのムードメーカーなど,見えないところでの貢献はそれなりにあったように思います。それが優勝・日本一にどれだけ大きいかは,他の選手やファンといった方がよく知ることだと思うのです。
 欲を言えば,投手でもう少し活躍が欲しかったところです。緊急帰国や退団もあったとはいえ,もう少しセットアッパーに定着してほしかったのではないでしょうか?それができれば,「JFK」のような強固なリリーフリレーができていたのかもしれません。
 来季に向けて,ビーズリー,ノイジー,ミエセスが残留となりました。残りは投手を獲得することに注力するかと思います。果たして,連覇するにふさわしい選手を連れて来れるのでしょうか?


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 今季のテーマとして私が掲げたのは,「どっしり構えて戦い続けることができるか」です。岡田が監督に復帰したことで,徹底的に選手を固定して起用してくると予想できます。途中でいろいろ買えるところもあると思いますけど,どこまでどっしりと選手や起用法を固定して戦い続けることができるのか?今季の大きなテーマだと思ったのです。
 この姿勢を貫いたからこそ,今季は優勝・日本一に至ったと思うのです。これまでの政権である程度選手は整備されており,あとは適材適所に選手を配置して,どっしり起用法を固定すればそれなりに勝てると思っていました。結果としては,その通りになりましたね。
 完全に起用法が固定されたことで,選手はやりやすくなったと思います。自分の役割が明確や首脳陣が求めているものが分かりやすくなり,実行しやすくなりました。岡田たちも結果が悪くても,求めていることができていれば怒ることはなかったと思います。選手は腰を据えて野球を続けることができ,結果につながったのではないでしょうか?
 また,日本Sまで戦い方が変わることはありませんでした。多少打順を変えることはあっても,選手に求めるものまでは変えなかったはずです。ここ10年の中で,選手は最も安心してプレーし続けられたのではないでしょうか?
 やはりある程度選手が固まってきたら,基本的にどっしり構えて戦うべきではないかと思うのです。特に補強に積極的なチームは,それなりの選手を集めているはずです。それでも打順や起用法をあれやこれやと動かすことで,選手が不満を持つこともあると思います。それをすべきチームは,阪神以外にもいくつかはあります。
 少なくとも,こちらが「いい」と思うことと,相手が「嫌だな」と思うことは必ずしも一致しないということです。相手からすれば「こうされるのが嫌だ」と思っているにもかかわらず,こちらはそれを実行しない。そうすることで,相手は内心「助かった」と思うこともあるのではないでしょうか?
 前年の阪神を見ていると,私は「近本が3番」とか「大山を4番から外す」ということに対して,「それって,おかしくないか?」と思っていたのです。岡田はそうした首をかしげるような起用法をせず,相手に嫌がられる野球を実行していたと思うのです。だからこそ,優勝・日本一になったのではないでしょうか?
 当初の予想通りの野球ではあるものの,やはりそれがチームにとって最善策という証明になりましたね。相手チームも相当嫌がったと思います。来季も岡田で行く以上,この姿勢を貫くのではないでしょうか?


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 来季の課題を私なりに考えてみますと,「優勝・日本一の翌年に何を求めるのか?」ですね。多くの選手,特に主力はこれと戦うことになると思います。
 今季は多くの人が求める優勝・日本一にまで達しました。これ以上のない頂点にまで達し,今季は満足できる結果を残せたのは間違いないです。多くのファンを喜ばすことができました。
 ただ,これ以上の結果がないということは,来季は「より上」というのが見えにくいのです。そのため,最高でも現状維持ということになるのです。また,多くの人が満足感のまま来季を迎えることにもなるのかもしれません。この「魔物」と来季は戦うことになるのです。
 選手自身も,ここから何を目指して来季に取り組んでいくのでしょうか?どの記録を伸ばすことを目指し,「優勝・日本一以外は下」という重圧とどう戦っていくのでしょうか?これは頂点に達したチームや人が,勝ち続けるために避けられない試練だと思います。
 オリックスは今季でパ・リーグ3連覇した一方,阪神は誰も連覇の経験がありません。そのため,連覇することの難しさやその方法を知らないのです。一度優勝することと連覇することは,また違う感覚になるかと思うのです。それを知りながら,どう戦っていくのでしょうか?
 ドラフトでは,大学右腕の下村の単独指名に成功しました。投手の即戦力候補を積極的に起用したため,今いる選手は油断できないようになったはずです。熾烈な競争を勝ち上がって,より強固な投手陣を形成できるでしょうか?
阪神結果

 今季は優勝して日本一と,平成で成し遂げられなかった「アレ」に到達しました。1985年以来の頂点に達し,長く待ったファンを喜ばせることができました。「A.R.E」は今年の流行語大賞にもなりました。
 ならば,次は昭和の2リーグ制でも成し遂げられなかったセ・リーグ連覇,日本一連覇を目指すのみです。1リーグ時代に1937年の秋季,38年の春季と優勝連覇はあります。ただ,2リーグになってからは連覇がないのです。これまで阪神に黄金時代がないと思われていたのも,こうした経験がないからでもあります。
 なら,令和で新時代,ひいては黄金時代を作ることを目指せばいいと思います。再び「アレ」を手に入れて,「こここそ黄金時代や」と高らかに宣言できるようにしたいです。さあ,「アレ」の頂点へ猛虎襲来の時や!


以上,各チームの2023年シーズを振り返ってみました。

何とか,年内に書き上げることができました。

今年が終わりが近づくころに,今年最後の挨拶を書く予定です。

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