求究道(ぐきゅうどう)のプロ野球講義

プロ野球について,私が聴いて,観て,感じて,発見したことを基に,新たな考えを発信していきます。 皆さんの新たな発見につながることを祈ります。 「求めるものを究める道」がペンネームです。 よろしくお願い致します。

バース

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ラミレスとバースが殿堂入り!特別表彰は古関裕而!

本日,野球殿堂博物館によって,今年の殿堂入りメンバーが発表されました。

今回殿堂入りしたのは…

プレーヤー表彰で,アレックス・ラミレス。

エキスパート表彰で,ランディ・バース。

特別表彰で,古関裕而。

以上3人が,新たに殿堂入りを果たしたのです。


ラミレスは,2001年からヤクルトスワローズでプレーします。

その後巨人,ベイと渡り,13年間日本でプレーすることとなったのです。

2013年に,外国人で初めての日本通算2000本安打を達成するのです。

外国人初の名球会入りにもなったのです。

16年から20年までベイの監督を務め,初めてホームでCS開催となる2位まで浮上させたこともあるのです。

19年に日本に帰化して,現在は日本人として暮らしています。

圧倒的な打撃スキルと,日本野球になじむ姿勢で史上初の快挙を成し遂げることができたのです。


バースは1983年から,阪神タイガースでプレーします。

来日1年目から35本塁打を放つと,3年目には広角にホームランを打つ技術を身につけます。

85年には三冠王となり,阪神の優勝・日本一に貢献するのです。

翌年も三冠王に輝き,この時の打率.389は現在でもNPB記録です。

2年連続三冠王という圧倒的な成績を残し,「史上最強の外国人選手」と言われることもあるのです。


古関は1909年8月11日に,福島県で生まれます。

作曲家として活躍を見せるのです。

特に,野球に関する音楽を多く作曲したのです。

夏の甲子園のテーマ曲である『栄冠は君に輝く』。

現在の阪神の球団歌にもなっている『阪神タイガースの歌(六甲おろし)』。

球団が創設された翌年の36年から使用されているのです(当時のタイトルは『大阪タイガースの歌』)。

実に今年で87年使われているのです。

そして,ライバル球団である巨人の『闘魂こめて』も古関の作曲なのです。

よりによって,最大のライバルどちらの球団歌を同じ人が作曲していたのですね。

他にも中日ドラゴンズの『ドラゴンズの歌』,東映フライヤーズの『東映フライヤーズの歌』。

早稲田大学や慶應義塾大学の応援歌も作曲したのです。

このような多くの野球に関する作曲をしたことで,殿堂入りが認められたのだと思います。

ちなみに,1989年8月18日に亡くなっています。


今回は,2人の外国人選手が日本で殿堂入りとなったのです。

来日当初は,ここまでプレーするなんて思っていなかったと思うのです。

また,日本も2人の外国人選手を認めたということになりますね。

今回の殿堂入り選出は,「外国人でもきちんと選ばれる」とある意味安心したのです。

過去にもいたとはいえ,長く現れませんでしたからね。


今年のオールスターで,ラミレスとバースの表彰が見られるのでしょうか?

古関は亡くなっているので,ご家族の誰かが代理で来るということでしょうかね。

何がともあれ,プロ野球界に新たな1ページが刻まれたということになりますね。



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2023年の注目選手 東京ヤクルトスワローズ編

今回も,2023年シーズンの各チームの注目選手を考えてみます。

今回は,東京ヤクルトスワローズ編です。

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2023年シーズンの東京ヤクルトスワローズの注目選手は…

村上宗隆

今季も村上に大いに注目できるのではないでしょうか?


昨季はまさに,「村神様」のシーズンと言っていいと思います。

王貞治を超える日本人シーズン本塁打を更新し,令和初の三冠王に輝きました。

チームも優勝して,まさに球界の4番という存在になってきたのです。


ただし,ハッピーだけでないシーズンというのも間違いないはずです。

終盤の村上は失速して,最終戦でようやく56本塁打に達しました。

CSや日本Sでも言うほど爆発せず,日本一を逃すこととなったのです。

村上本人もタイトル獲得の喜びを語る一方で,最後に勝てなかった悔しさも語ります。

「今季こそ最後まで勝つ」と意気込んでいるに違いないです。


数字で言いますと,今季の村上には挑戦権が与えられました。

まず,これまで3人しか達してない2年連続の三冠王です。

王貞治,落合博満,バースしか達成していません。

もう一つは,それより少ない2年連続の50本塁打です。

落合とカブレラしか達成してないのです。

この他にもあると思いますけど,村上にはこれらの挑戦権が与えられたのです。

さらなるレジェンドになれるか,嫌でも注目されると思います。


相手も昨季以上に村上を警戒するのは間違いないです。

それを村上は跳ね返せるのでしょうか?

昨季の悔しさを忘れず,今季は最後まで勝ち抜くことができるのでしょうか?


次回は,北海道日本ハムファイターズ編です。

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2022年のプロ野球10大ニュース:1.村上が令和初の野手三冠王!

いよいよ,2022年もあとわずかとなりました。

1週間少し過ぎ去れば,2023年が来ることになりますね。


ということで,ここから31日まで,もう少し2022年を振り返ってみます。

今回は,

2022年のプロ野球10大ニュース

今年プロ野球界で起こった出来事を,私の独断で10個チョイスしてみます。

まあ,大方は皆さんの考えと一致すると思いますけどね。

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2022年のプロ野球10大ニュース,その1は…

村上宗隆,18年ぶりの令和初野手三冠王!

やはり,これははずせないですよね。


東京ヤクルトスワローズの村上宗隆,今季はもうとにかく爆発しまくりました。

6,7,8月の3か月連続月間MVPとなるくらい,本塁打を量産したのです。

ついには50本塁打を達成し,野手三冠王も狙えるところまで来たのです。

55本塁打を放ち,58年ぶりに日本人記録を持つ王貞治に並んだのです。

そこから失速するものの,最終戦で56号を決めたのです。

とうとう村上が,58年ぶりに記録を塗り替えたのです。

そして,22歳7が月という史上最年少で,令和初の三冠王に輝いたのです。

2004年の松中信彦以来,18年ぶりの快挙です。


ここに過去に野手三冠王に輝いた人たちがいます。
野手三冠王一覧

中島治康,野村克也,王貞治,落合博満,ブーマー,バース,松中信彦。

こうした名前の中に,村上が8人目として刻み込まれたのです。


この快挙によって,また新たな快挙を生んだのです。

1位を満票獲得し,文句なしのセ・リーグMVPに輝きました。

史上7人目のことです。

また,2022年の流行語大賞に「村神様」が選ばれました。


三冠王,日本人シーズン本塁打記録,満票のMVP,流行語大賞。

まさに今季,プロ野球界を沸かせたのは村上です。

これをきっかけに,名前を覚えた方もいるのではないでしょうか?

流行語大賞という,世間に認められた形も得ましたからね。


村上の令和初の三冠王をはじめとする数々の快挙。

文句なしのプロ野球10大ニュースですね!

これを入れない人は,今季何を見ていたのかと思えるくらいです。



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昨日,村上が更新したもう1つのレジェンド越え

昨日,村上宗隆が今季55号本塁打を放ちました。

一気にランディ・バースを抜きました。

同時に,王貞治,タフィ・ローズ,アレックス・カブレラに並んだのです。

一夜明けて,私の興奮が収まりません。


昨日書き忘れたことがあります。

実は,村上は昨日,ある記録を更新していました。

それによって,レジェンドを超えたのです。

それは,

1シーズン打点の球団記録

なのです。


それまでのスワローズの1シーズン打点の最高は131です。

これは,2013年と18年のウラディミール・バレンティンが記録した数字です。

13年は60本塁打を放ち,プロ野球新記録を作った年ですね。

ちなみに,2001年に大阪近鉄のタフィが55本塁打を打った時も131打点です。


この記録を昨日,村上は更新したのです!

昨日の55号で132打点となり,バレンティンの記録を塗り替えたのです。

まさか,そんなシーンにも出くわしていたのですね。

改めて,今季の村上の恐ろしさを感じるものです。

ちなみに,2001年に大阪近鉄の中村紀洋が記録した打点も132です。

タフィとノリで101本塁打を打った時ですね。


さあ,そうなりますと,残り15試合で村上はどこまで打点を稼げるのでしょうか?

村上より上の打点ランキングをご覧下さい。
打点ランキング

こうして見てみますと,12人村上より上のレジェンドがいるのですね。

私が注目できるのは,2000年代に記録した選手として今岡誠,タイロン・ウッズ,トニ・ブランコといます。

リアルタイムで見ていた時,当時の記録がいかにすごいのか,改めてしみじみ思うものです。


もしも村上が残り15試合で1打点ずつ稼ぐと,147打点になります。

藤村富美男と落合博満を抜き,今岡に並ぶという計算になりますね。

そこまで来ただけでも,相当なレジェンド越えとなります。

裏を返せば,小鶴誠の161打点が果てしない記録に思えるのです。

村上が小鶴に並ぶのなら,残り15試合で29打点。

1日1本2ランホームランを打てば記録更新という計算ですね。

やはり果てしないなあと思うのです。


果たして,村上はどこまで打点を稼ぐことができるのでしょうか?

どこまでレジェンドに並び,レジェンドを超えることができるのでしょうか?


また,昨日猛打賞を打ったことで,打率を再び上昇させました。

2位との差を広げて,令和初の三冠王に大きく近づきました

果たして,村上はどこまでレジェンドになれるのでしょうか?

目が離せません。


なお,本日スワローズの試合はありません。

マジックが減るかは,中日とベイの試合次第になりますね。



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村上55号!バースを抜き,王貞治,タフィ,カブレラに並んだ!

今日は神宮で巨人戦です。

先発はヤクルトが石川,巨人が菅野です。


私としては,今日は「どうしても勝ちたい試合」に指定します。

ここで勝って,明日からの2日間を気分よく過ごしたいです。

果たして,ここぞというところで勝てるのでしょうか?


まず,昨日死球を受けて途中交代となった村上。

今日も「4番サード」でスタメン出場です!

まず,そこにホッとしましたね。


ただ,その一方で,またしてもファームで大量のコロナ陽性反応者が出ました。

今日新たに大喜,梅野,金久保,宮台が体調不良を訴えました。

そしてコール,スアレス,高橋,山野も陽性反応が出たのです。

先日,内川などが陽性反応が出て,さらに出たということになったのです。

4日間で17人と,ここでまたしても大量に出たのです。

なお,ユウイチとキブレハンも濃厚接触者の疑いで,自主隔離となりました。


そのため,キブレハンを登録抹消し,赤羽が登録されました。

果たして,今日出番があるのでしょうか?


今日はBSで見ました。

解説は高木豊と真中満です。


初回,先発石川は2アウトから丸にヒットを打たれます。

しかし,牽制で丸を刺して,3人で終えました。

この回は制球力が冴えており,「行ける」と思わせる内容でした。

その裏,先頭の塩見が初球を打ち,先頭打者ホームランを放ちます。

1アウトから哲人もヒットを打ち,ここで村上です。

結果は四球でした。

ただ,その後が続かず,追加点とはなりませんでした。


2回,石川は1アウトから,岡本に同点ホームランを打たれます。

高く浮いた球を,うまいこと岡本に捉えられたという感じです。

続くポランコに2ベースを打たれても,その後は抑えました。

同点にとどめることはできたのです。

3回は尚輝にヒットを打たれても,失点は防ぎました。


4回,石川は1アウトから,岡本に2本目のソロホームランを食らいます。

今度も高い球を,岡本は逃さなかったのです。

これで2-1となります。

さらに,2アウトからウォーカーにもソロホームランを食らいます。

これも高くなった球を逃してもらえませんでした。

3-1と,リードを広げられます。


その裏,先頭は村上です。

ここまで菅野に対して相性が悪いです。

そう思っていたところ,初球の内角の球をガツーンと持っていきます。

もう,打った瞬間分かるものでした。

村上の54号ソロホームランで,3-2と迫ります。

これで村上は,1985年のランディ・バースが記録した記録に並んだのです!

またしてもレジェンドに並びました。

そして,王貞治が持つ日本人記録の55号に王手をかけたのです。

3試合連続で当たりが止まっていたので,このまま出ないかとも思ったのです。

そんなことを杞憂に終わらせる一発だったのです。

そして,試合は「まだ分からない」というムードにしたのです。

ここまで得点は全てソロホームランです。


5回,石川は1アウトから尚輝,坂本に連続ヒットを食らいます。

丸に対してはフルカウントとなり,タイムリー2ベースを打たれるのです。

これで4-2になるのです。


この丸に打たれたシーン,早く3ボールにします。

次の球はコースに決まって,フルカウントとなります。

その次の甘い球を打たれて,フェンス直撃となったのです。

これはもう,早くフルカウントにしたことで,石川が自分で自分の首を絞めたのです。

四球にすると満塁になるので,ここはもうコースに決め続けなければならなかったのです。

さすがに2球続けるのは,大ベテランでも至難の業です。

後手後手となった「当然の結果」と言えるのかもしれないのです。


次は中田というところで,石川は交代となります。

2番手大西が出ます。

その初球,変化球を中田が捉えるのです。

中田の3ランホームランで,7-2となるのです。

解説者の2人いわく,これは中田が狙っていたとのことです。

打たれた後の初球なので,投手としてはいきなり不用意なストレートは投げられません。

そうなりますと,変化球を投げるか,もしくはストレートで外すしかありません。

そのため,中田が変化球に絞っていたとのことです。

こうなれば,ミスをしなかったことを含めて,中田の方が上手だったということになりますね。


その後岡本に2ベースを打たれるものの,その後は抑えました。

しかし,痛恨の一撃を食らったのは間違いないです。

「どうしても勝ちたい試合」と思っていただけに,ちょっと歯がゆい気持ちになりました。

その裏,1アウトから代打で,今日昇格の赤羽が出ました。

しかし,空振り三振に終わりました。

いまだ,プロ初ヒットは出ていません。


6回,3番手田口が出ます。

ヒット2本を打たれても,無失点に抑えました。

石川と比べると,コースにきちんと決まっていたように見えたのです。

その裏,2アウトから村上,オスナと連続ヒットを打ちます。

そして,中村の打球に対して,岡本が悪送球します。

この間に1点取り,7-3となります。

ラッキーとはいえ,早く点を取ることができました。

再び「まだいけるぞ」と思わせてくれるのです。


7回,4番手石山が出ます。

2アウトから四球2つとヒットで,満塁のピンチを作ります。

しかし,菅野を抑えて,失点は防ぎました。

2イニング連続抑えることで,希望が出てきたようにも思えるのです。

ただ,まともに抑えてないので,少々薄めになってはいましたけど。

その裏,2アウトから塩見がライトへ大きな打球を放ちます。

これが今日2本目となる16号ホームランとなり,これで7-4となります。

1試合2本のホームランで,とうとう流しの打球でも出たのです。

これはもう,「完全復活の狼煙」と見ていいのかもしれません。

先頭打者の復活は,終盤勝ち切るうえで非常に大きな武器となります。


8回,5番手久保が出ます。

1アウトから坂本にヒットを打たれ,代走湯浅が出ます。

その湯浅に盗塁を決められます。

次の球,湯浅は三盗も狙っていくのです。

これがセーフとなるのです。

そこで丸にタイムリーヒットを食らい,これで8-4となるのです。

次は中田というところで,木澤を投入します。

この日の木澤は,非常に球が冴えていました。

中田と岡本を抑えました。

さあ,ここで木澤の「勝ち運」が作動するのでしょうか?


その裏,先頭の哲人がゴロを打って走り,判定はアウトとなります。

ここで高津はリクエストを要求です。

私も要求したくらいです。

判定はセーフとなりました。

哲人の内野安打が出て,ここで村上です。

ここで55号が出るのでしょうか?

結果はセンターフライでした。

それでもオスナが四球を選び,中村が進塁打を打ちます。

2アウトからサンタナが四球を選び,これで満塁となります。

ここで長岡です。

ただ,セカンドフライに終わりました。

今の長岡に,確実に打つことは過度な要求ですかね…


9回,7番手今野が出ます。

ここを確実に抑えて,裏のイニングで村上まで回したいところです。

1アウトから,重信にヒットを打たれます。

これをセンター塩見が弾き,重信は3塁まで行きます。

「まだ諦めない」というムードの中で,このミスは士気を下げるだけです。

大城打球をオスナがつかみ,ホームへ投げますけどセーフです。

とうとう9-4となるのです。

解説者いわく,「これはオスナを理解してほしい」とのことです。

スワローズとしては,もはや1点も取られたくはないのです。

そのため,サヨナラの場面と同じように,ダメ元で投げてみる必要があるとのことです。

オスナがミスをしている感じもないので,最善は尽くしていたということになります。

私も,ここはオスナが悪いとは思っていません。

ただその後,中島に四球,尚輝にヒットで1アウト満塁となるのです。

それでも今野は最後の力を振り絞って,湯浅と増田大をセカンドフライにするのです。


この時の今野は,球の速さというよりは,相手をはじくような直球を投げていました。

そのため,ポップフライにできたと思うのです。

ちょっと,いい時の今野に近いのではないかと思うのです。

だからこそ,私は今野にこう思ったのです。

湯浅の時は,ボール先行とカウントを悪くしていました。

そうなったとき,もう思いっきりストライクへ投げ切るしかないのです。

あの時の今野は,破れかぶれの境地になっていたのかもしれません。

それで抑えられるのなら,もっと最初から自信持って投げてほしいのです。

それが今野のいいものではないかと思うのです。

解説者の2人も,「最初からそれで投げればいいのに」と語っていました。

今野には,もっと自信を持って投げてもらいたいものです。


その裏,ここでの合言葉は「村上につなげ」ですね。

先頭の宮本がヒットを放ち,その可能性を見せます。

1アウトから山崎の打球を,ショート湯浅が弾きます。

エラーで1アウト1,2塁となります。

ここで哲人,ファンファーレは3回鳴ります。

結果は三振で,これで2アウトです。

さあ,本当に村上に回ってきたのです。

このホーム神宮で,55号が出るのでしょうか?

2球目の外角の球を,村上はレフトへ高々と上げました。

本人は,もう走ってはいません。

打球が映し出されてなかったので,私はどうなっているのか分かりませんでした。

気づいたら,レフトスタンドに入っていたのです…

ついに,ついに,村上が55号3ランホームランを放ったのです!

これで1964年の王貞治,2001年のタフィ・ローズ,2002年のアレックス・カブレラに並んだのです!

そして,日本人記録の王に並んだのです!

もうね,これだけで私も興奮していました。

「村上へ回せ」がホンマのものとなり,そして村上がその期待に応えたのです。

こんなことがあるのか,こんな日が来たのか!

そういう思いが湧いてきたのです。

まさに,歴史的瞬間を見れたのです!

この後オスナが倒れて,これでゲームセットです。


9-7で,スワローズが敗れました

ベイが中日に勝ったので,マジックは11のままです。


いやあ,ついに村上がレジェンドにまた並びました。

とうとう,日本人で王に並ぶ時が来たのです!

王の次の記録は,野村克也と落合博満の52号でした。

その記録を抜いて,とうとう「世界のホームラン王」に並んだのです!

バースに並んだだけでも興奮したのに,その上を行ったのですね。

さあ,あと1本打てば,日本人の新記録となります。

そして,もう並ぶのは2013年のバレンティンが記録した60号しかないです。

「村超神」は,絶対神となるのでしょうか?


こういう展開となっただけに,試合自体は「もったいない」と思うのです。

特に,8,9回の失点です。

8回は湯浅に連続盗塁を決められて,それが失点となりました。

バッテリーの油断なのか,相手が久保を研究した成果なのか…

こういう点の取られ方は,反省点がいろいろ出てくると思います。

修正できるところは,きちんと同じことをされないように対策してほしいです。

9回は,ミスによって諦めムードを高めたのではないでしょうか?

どちらも失点につながったということで,致命的になってしまいました。

結果論になりますけど,2失点がなかったらどうなっていたのでしょうか?

防げた失点もありそうなだけに,「もったいない」と思うのです。


まとめると,今日は先発で差が出た試合ではないでしょうか?

菅野はHQSにはならずとも,7回まで投げ切りました。

石川は要所で球が高くなり,3本塁打を食らいました。

その上5回も投げ切れてないとなれば,「仕事をした」とは言えないと思います。

ホンマに最近の試合は,先発投手の出来次第となっていますね

案の定といえば案の定なのかもしれません。


あと,もう一度言いますと,今野はもっと自信を持ってほしいです。

元々そんなに制球力はないので,やはり力強い球で勝負するしかないです。

それで抑えられることも証明できたので,もっと「打ってみやがれ」と思って投げてほしいです。

カウントが悪くなれば,中村は真ん中付近に構えていましたからね。

今野の復活も,最後に勝ち切るうえで欠かせないと思うのです。


ということで,ここから2日間空きます。

次の試合は,16日金曜日に名古屋で中日戦です。

そこから,勝負の10連戦が始まります。

特に,その一番最後はベイとの3連戦があります。

最後の最後,最大の大勝負のところです。

それに備えて,2日間しっかり休養を取ってください。

最後に連覇して,皆で喜びたいです。

もう一度,歓喜を味わいたいです。

その思いは,村上も私も同じだと思います。


熱燕 -NEXT STAGE-

Go Go Swallows!!



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