今回も,2021年の侍ジャパン候補を考えてみます。

今回はいよいよ,私・求究道が侍ジャパンを選んでみようかと思います。

これまで書いたことを踏まえて,私が現段階で思う侍ジャパンを考えてみます。


実は,もしもこの時代でなければ,今年の3月にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が行われる予定だったのです。

それがコロナによって,いつ開催になるのかも分からないままなのです。

世界的な感染拡大なので,五輪と同様に国際大会は開催が難しいところです。

本戦の前年に予選を行わないといけません。

今年中に予選が行われるのかと言いますと,現実的ではないとは思います。

そのため,第5回の開催は来年でもないと思います。

まぁ,私が生きている間に開催してほしいものです。


ということで,イメージとしては「もしも,今年にWBCが開催されていたとしたら」に近いでしょうか?

まぁ,選手枠は24人で,メジャーリーガーは考えないという条件ですけどね。

今回考えるにあたって,選手の故障の状況や辞退は考えないものとします。

こればかりは,その時にならないと分かりませんからね。


前置きが長くなりましたけど,侍ジャパンを選んでみようかと思います。

それでは,よろしくお願い致します。


まず,基本的には北京五輪と同様に考えてみます。

選手枠は24人,投手は10人,野手は14人,捕手は3人選ぶという前提にしてみます。


まずは投手です。

先発について考えたものは,「2021年の侍ジャパン候補 先発投手編」をクリックしてご覧ください。

そこで私は,先発の柱として菅野,大野雄大,千賀をチョイスしました。

これに関しては,そのままでいいと思います。

この3人を軸に,先発陣を組むことで十分だと思います。

ところが,今季予想外のことが起こりました。

MLBからマー君が楽天に復帰したのです。

さらに本人も,五輪に出る意思を見せています。

もしも,今季すごい成績を残せるのなら,北京のリベンジする気満々だと思います。

そうなれば,先発の柱は4人で行けるのではないかと思います。

菅野,大野雄大,千賀,マー君でどうでしょうか?


次に,先発と兼任の「先中」を含めたリリーフ陣です。

リリーフについて考えたものは,「2021年の侍ジャパン候補 リリーフ投手編」をクリックしてご覧ください。

先中で思いつくのは,由伸と高橋礼です。

由伸は8回を託せるセットアッパー,高橋礼はアンダースローで相手を困惑させられると思います。

これで残すは6人です。

最低でもクローザーと,左のセットアッパーは1人ずつほしいです。

問題はクローザーで,選考で決定的なものが見当たらないのです。

19年のプレミア12なら,迷うことなく康晃と選ぶことが出来ました。

それが昨季の不調で,選ぶことに躊躇するのです。

松井も昨季は先発からスタートしており,クローザーとして計算が難しくなりました。

こうなりますと,「この人だ!」とすんなり選びにくくなったのです。

今のところのクローザー候補は,増田,益田,石山,牧田ではないかと思います。

17年のWBCでクローザーを務め,アンダースローで相手を困惑できる牧田。

昨季の奪三振率が10以上の石山。

奪三振率が9以上の益田。

昨季のパ・リーグセーブ王の増田。

後者の3人については,今季の成績次第という要素が大きいように思います。

そうなれば,経験値のある牧田ということになるでしょうか。

8回に由伸という若くて躍動感のある投球を見せた後に,9回にアンダースローの牧田。

真逆のイメージを相手に与えて,抑えやすくなるようにも思うのです。


では,左のセットアッパーはどうでしょうか?

候補は嘉弥真,中川,宮西になるのかなと思います。

経験値なら圧倒的に宮西,ワンポイントなら嘉弥真がいいと思います。

左については,この2人確定ということになるでしょうか。


この段階では先発で菅野,大野雄大,千賀,マー君,先中で由伸と高橋礼,クローザー牧田,左のリリーフで宮西と嘉弥真となります。

あと1人となりますね。

「最後の1人」は,祖父江,平良,石山,増田,益田の中の誰かになりますかね。

このメンツで考えますと,「最後の1人」は右の本格派リリーフとなりますね。

今のところは,決定的なものがないという感じです。

長く実績を残し続けた選手がいないのです。

これらに絞りながら,最後はその時の成績次第ということになりますかね。


ということで,私なりに投手の侍ジャパンを考えてみました。

固めた9人の中で,ちょっと微妙なのは宮西と牧田です。

2人とも35歳を超えており,最年長組に入るところです。

その投球が,世界でも通用するのかなというところなのです。

牧田については先程の右の本格派リリーフの誰か,宮西については中川が代わりになるのかもしれません。



次に野手陣です。

まずは捕手です。

捕手について書いたものは,「2021年の侍ジャパン候補 捕手編」をクリックしてご覧ください。

メイン捕手は甲斐がいいと思います。

強肩と好守が光り,ここ最近は長打力をはじめ打撃力も見せています。

侍ジャパンの正捕手としてふさわしいのではないかと思います。

そして,欠かせないのはベテラン捕手です。

ここはWBC2回,プレミア12でも選ばれた銀二朗がいいと思います。

多くの経験値で,捕手だけでなくチームの精神的支柱になると思います。

メインがパ・リーグの捕手なので,もう1人はセ・リーグからチョイスするのがいいと考えられます。

そこで名前が浮かぶのが梅野なのです。

強肩かつ好守,足が速く,長打力も見せています。

プロで侍ジャパンの経験がないものの,甲斐と並ぶくらいの存在になれるものはあると思います。

捕手は甲斐と梅野がメインで,サブに銀二朗がいいと思います。


そして,内・外野です。

書いたものについてはそれぞれ,「2021年の侍ジャパン候補 一塁手編」,「2021年の侍ジャパン候補 二塁手編」,「2021年の侍ジャパン候補 三塁手編」,「2021年の侍ジャパン候補 遊撃手編」,「2021年の侍ジャパン候補 外野手編」,「2021年の侍ジャパン候補 指名打者編」,「2021年の侍ジャパン候補 ベンチ選手編」をクリックしてご覧ください。

まずは,各ポジションのメイン選手を決めます。

確定的なのは,セカンドが菊池,ショートが坂本,レフト兼DHが近藤と正尚,センターがギータ,ライトが誠也ではないでしょうか。

走・攻・守全て揃っているという点で,これらの選手はそれにふさわしいのではないかと思うのです。

あとは,あらゆるポジションを守れるという点で,周東と外崎も確定的ではないでしょうか?

外崎はサードのスタメンもいけますし,周東は代走の切り札となります。


これで野手は残り3人となりました。

まずファーストですけど,基本的には浅村と中田が候補になります。

総合的な成績から,ここは浅村となりますかね。

中田も経験値があるので,サブとして選ぶ手もあります。

しかし,後はサードのもう1人候補を選ばなければならず,その余裕がないのです。

その点で,今回選ばれる可能性は高くはないかと思います。

あとはサードのスタメン候補は1人ほしいところです。

恐らく,岡本か村上か松田が有力ではないかと思います。

右も左も長打を打てる選手は,それなりに集まっています。

ここはその時の成績か,どちらの長打力が足りないか次第かなと思います。

最年長で国際大会の経験豊富な松田も捨てがたいですかどね。

残す1つはいろいろできるという点で,哲人か源田がいいように感じます。

今季哲人が復活すれば,再び選ばれるのではないかと思います。

だからといって,俊足やバントなど多くの武器を持つ源田も捨てがたいところです。


ということで,私なりに2021年の侍ジャパン候補を考えてみました。

今のところの一覧はこちらです。
侍ジャパン候補2

こうして全体で選んでみますと,なかなか思うように選べてないなと思ってしまうのです。

各項目別に分けると,「あの人もいいかも」と思って選ぶ感じになります。

五輪は選手枠が狭いだけに,その違いをなおさら感じるのです。


こうしたことをもっと突き詰めていき,代表監督は選手を選ぶのですね。

私もやってみましたけど,条件を緩くしても選ぶのは困難です。

実際には辞退者などがいるだけに,選ぶのはより困難になってしまいます。

さらに,オールプロで挑むだけに,日本は金メダルの期待が嫌でも高まります。

小久保や稲葉にしても,これだけ大変な思いをして選んでいたのか…

そんなことを思うのです。


まぁ,今回のシリーズは,「いちプロ野球ファンが選んでみると,こんな感じ」という感覚で読んで頂けたらと思うのです。

選考基準は人それぞれですし,私も見落としているところがあると思います。

今のところでは,こんなところかなと思って書いてみました。

まぁ,どうでしょうかね?


それでは,また次のネタでお会いできたらと思います。



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皆さんに,新たな発見が見つかりますように・・・ ・・・。